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2016年9月9日

2016年9月9日 「第3回定例区議会 一般質問

杉並区議会・自由民主党、大熊昌巳です。

通告に従い、杉並区のスポーツに関する施策に付いてを表題として、以下、5点を取り上げ、一般質問を致します。

1、  区の生涯スポーツ施策と総合型地域スポーツクラブ施策について 

2、  部活の定休日について 

3、  小中一貫校における部活について 

4、  大型体育館の整備について 

5、 2020年・東京オリンピック・パラリンピックに向けた区民懇談会について 

それでは、始めに、区の生涯スポーツ施策と総合型地域スポーツクラブ施策について、質問を致します。

私は、これまで、区のスポーツ施策である、中学校の部活、総合型地域スポーツクラブの施策、スポーツアカデミーの施策等に関する質問を続けて参りました。今回も、また、「スポーツの質問」で恐縮を致す処ですが、この間も、社会の変化と共に国や都のスポーツ施策に変化がありました。私は、自身の区議会活動の理念の一つに、スポーツを通して、人づくり、地域づくり、まちづくりを挙げて参りました。

人は、年齢を問わず、スポーツや運動に挑戦し、達成感や生き甲斐を得る事が出来ます。スポーツや運動に いそしむ 事により人生の目標を得、健康的に前向きに日々を送る事が出来る様になります。


8月22日に、リオ・オリンピック大会が閉会しましたが、この度の大会は、日本選手の成長に目を見張る場面が本当に多くありました。現在は、リオ・パラリンピック大会が開催され、選手たちの戦いぶりに、オリンピアン以上の闘志を垣間見る事が出来ます。オリンピック・パラリンピックの記録写真を撮り続けている、著名な写真家 岸本 健 さんに、パラリンピックの選手たちが競技を通して社会に伝えるメッセージは、強烈なものがあり、オリンピックの記録写真の撮り方が難しくなった、と、話されていた事を思い出せます。


オリンピック、パラリンピック、ワールドカップ等に出場する選手達の人間性やプレーを通して、私達は、多くを学んで参りました。

昨年の、ラグビーワールドカップにおける日本チームの活躍からも、スポーツを通して夢を実現させる為の努力、チームワークの必要性を学ぶ事が出来た様に思います。今、スポーツや運動が持つ潜在的な力は、広く、社会づくりに役立っていると考える処です。


杉並区では、健康スポーツライフ杉並の施策を平成25年9月に施行し3年が過ぎます。その取り組み方に、始める、続ける、広がる、との表現があり、力まず、自然に、区民皆が区のスポーツ資源を活用し、健康づくりが出来ればと理解を致す処です。

この間、健康スポーツライフ杉並の施策に示さられた「多様なスポーツ・運動の意識啓発」「スポーツ始めキャンペーン」「運動のきっかけづくり」は、どの様に推移しておりますでしょうか。この3年間で、区民のスポーツ実施率などは改善されておりますでしょうか。又、施策が進められる中で、スポーツや運動に興味を持たれた区民から、施策やスポーツ施設への要望や意見はありましたでしょうか、もし、ありましたら、その内容と、今後の取り組みをどの様に進められるのか、お示し下さい。


私は、先に申し述べました様に、区スポーツ施策に関する質問を重ね、特に、総合型地域スポーツクラブの施策を強く望んで参りました。(尚、この後は、総合型地域スポーツクラブを総合型クラブと申し上げます。)

スポーツ庁が開設され、国と都のスポーツ施策の一環として、総合型クラブの推進が求められていると考えます。


こうした中、区は、27年度から29年度まで3ヶ年の実行計画に総合型クラブの立ち上げ支援の施策を盛り込みました。改めて、この間の総合型クラブ立ち上げ支援に関する区の取組状況をお示し下さい。


これまで、区は、総合型クラブとして、向陽中学が進めてきた活動を事例に挙げておりますが、私は、この度、国や都が示す総合型クラブの活動の様に、多種目のスポーツと様々な文化活動を通して地域コミュニティーの醸成を図る総合型クラブの設立を求める処です。


区は、総合型クラブ立ち上げ支援との事に止まらず、杉並区における区民スポーツ・生涯スポーツの発展と言う観点も含め、どの様な仕組みの総合型クラブが区民にとって望ましいのか、国や都は、総合型クラブの運営を区民やスポーツ愛好者に担ってもらい、地域スポーツの活性化を挙げています。


私は、総合型クラブに関する質問を重ねて参りましたので、区の考え方を理解していますが、しかし、区民には、まだ、十分に浸透していない様に思います。分かり易い啓発活動を繰り返し行う必要があると考えます。区と区民の情熱の下に、町会や自治会の活動とも連携し地域社会の核として、スポーツを通して、人づくり、地域づくり、まちづくりを進める大変意義ある施策と考えます。

100年の計を持って進めなくてはならない総合型クラブの事業であると、私は、考えております。


そこで、この項の最後に、改めて、区が描く総合型クラブの姿が、私の思いと同様であると、確認を致したく、明快な答弁を求めてたく思います。そして、今後の取組についても、併せて、ご所見をお示し頂ければと存じます。



次に、2点目の部活の定休日について、質問を致します。


少子化現象の中で、中学校の教員配置数が減り、教員の多忙化が進み、部活顧問の引き受け手が減り、部活の衰退との報道があり、部活育ちの私は、区議会に部活活性化に向け声を届けさせて頂き、所管課の努力の下、専門的な指導を有する外部指導者の派遣が実施され、管理顧問の理解と学校支援本部や地域の協力を得、区の部活 活性化策は、意義を高めていると理解を致す処です。


最近、新聞の記事に、部活に定休日が必要である、との、見出しがありました。新聞の記事に、定休日とありましたので、あえて、定休日としますが、実際は、休養日との理解を致しております。

私自身の部活は、50年前に遡りますが、現在と比べると、牧歌的な状況にありました。現在の様なクラブチームは、無く、が故に、部活一辺倒の時代で在り、部活の数も多く、部活で使用するコートの確保が大変であり、コートが使用出来ない日は、部活は、休みになりました。その様な休みがあるので部活は一週間に3日間ぐらいで在った様に記憶しております。


スポーツ医学、スポーツコンディショニング、各スポーツのトレーニング方法が確立された今日で在りますが、部活の在り方が社会的問題として取り上げられ、杉並区に限らず、全国の学校関係者の努力の下に改善が図られて来ました。スポーツ議連で視察を行いました、横浜市では、教員間で、如何に教員が部活に関わって行くべきなのか、教員サイドで部活改善に向け、厳しい議論が交わされ、

教員が部活に寄り添う改善が図られたと聞き及んでおります。

様々な形で部活の改善が図られている、今、何故、この時に部活の定休日なる記事が掲載されるのかとの思いが、私には、あります。

部活の改善は、まだまだ遅れているのかとの、思いにもなりますが、

一方で、部活魂やスポーツ根性的な側面がまだまだあり、強い部が求められ、それに伴い、顧問の方々が毎日部活を行わなくてはならい様な状況があるのか、危惧を致す処でもあります。


中学校の部活は、競技性を高める事よりも、人間形成の第一歩に在った様に考えております。今後も、そうであってほしく願っております。部活が楽しく、毎日でも練習を行いたいとの気持ちはいつの時代も同じと理解致す処です。グランドが使えない日は、部活は休み、50年前、そんなルールが中学生らしい部活を謳歌させてくれた様に、私は、考えております。


外部指導者の導入など、部活活性化策を充実させてきた杉並区は、部活の練習時間、一週間の活動日数、練習方法などと共に、区立中学校における部活の定休日・休養日について、どの様な実態があるのか。また、この点に関する区のご所見を併せてお示し下さい。



次に、3点目の小中一貫校における部活について、質問を致します。


区内小学校では、学校、家庭、卒業生や地域コーチの協力の下、活発なクラブチームの活動が進められています。野球、サッカー、バスケ、バレーボール、チアダンスなど、多くの方々の協力の下に、正に、子供たちの為にとの思いが伝わってきます。日が暮れ、暗くなった通学路を見守り役の親御さんと一緒に家路に就く小学生たちの姿を見る時、私は、誰に伝えるとの事では無く、有り難う、ありがとう、との、気持ちになります。


さて、多くの小学生が卒業式で「中学校に入学したら部活と勉強を両立します。」「部活を頑張ります。」との思いを述べますので、私は、以前、中学校の部活は、小学生達の期待に応えているのかと、一般質問を致した事があります。これは、小学校のクラブチームの活動が活発であるからこそ、中学校の部活への期待や憧れが示されていると理解を致す処です。小学校のクラブチームの活動は当該校の協力の下に進められており、校区外や区外の子供が参加し、会費を徴収し活動を維持している点などから、中学校の部活とは違う点がありますが、中学校部活の予備軍的な面は確かにあると思います。


小中一貫の教育が進められる中で、小学校の体育と中学校の体育は、当然、一貫性を持たせた授業が9年間進められる事になります。私は、9年間連続の学びが進められる体育の授業の他に、9年間連続のスポーツ活動のチャンスがあると考えております。先ほど、部活の定休日について質問を致しましたが、週2日ないし3日、スポーツに関わる事が出来るチャンスが9年間続いたと考えますと、スポーツを通した人間形成、基礎体力の強化、スポーツの基礎技術の習得と言う面でその成果は、大変、大きいと考えます。又、高校に進学して部活に入部した時に、その成果が改めて認められる事になると考えます。


小中一貫校の施策が進められる杉並区において、大変、ハードルの高い活動ですが小学校、中学校、9年間を通し、小中連携したスポーツ活動を推進すべきであると考えますが、区は、現状をどの様に捉えられているのか、ご所見をお示し下さい。


日本のスポーツ界は、半世紀の時を掛け、「東洋の魔女」から「なでしこジャパン」への変遷が行われて参りました。これは、スポーツクラブ化、総合型クラブ化への変遷で在ったとも考えられます。

それらクラブの活動が広がりを見せ、小さい時からスポーツクラブなどに参加する子供が増えています。


区は、中学校の部活に関し、外部の力を活用した先駆的な取り組みを進め、都内に関わらず他府県からの注目を集めております。私は、区が進める外部の力を活用した部活支援が充実している中で、部活指導の委託化をより一層進める事を求め、一般質問をさせて頂いた時があります。井出教育長より、幾つかの含みを持たせながらも前向きな答弁を頂き、将来、部活が総合型クラブ化される事について遠くもなく、近くもないが、現実みがおびて来たと、期待感を高めております。先日、妙正寺体育館の落成式の折に、井出教育長は、ご挨拶の中で、地域体育館や公教育の場における体育施設の充実ぶりを話され、ヨーロッパのスポーツクラブとの比較をされました。

中学校の部活も、顧問制度を鑑みる中で、小学校のスポーツクラブの様に、会費を集め、クラブ化を進められるのではと、私は、考えております。このクラブに高校生になっても大学生になっても社会人になっても参加できるクラブ化が必要と考えます。そこに家族の参加も可能でしょう。先に、申し述べましたが、100年の計を持って臨むクラブ化と考えます。スポーツを介して地域コミュニティーの活性化の時が訪れると期待を致している、私の、想いを改めて申し述べさせて頂き、今後、より一層、区の、取組が進められる様。

要望をさせて頂き、次の、質問に移ります。



次に、4点目の大型体育館の整備について、質問を致します。 


本日は、区のスポーツ施策に関する質問を致しておりますが、大型体育館との質問に、「何だ?」と思われた事でしょう。表現が適切ではなく申し訳なく思っておりますが、単純明快な質問です。私は、区スポーツ施策に関する質問を定例議会の一般質問等で続けて参りました。区の答弁を受け、スポーツに関する施策が間違いなく充実されている事に感謝を申し上げる次第ですが、施策が充実すればするほど、スポーツに親しむ区民が増える事で、スポーツ施設の不足が、心配されます。

杉並区には、地域ごとに区民が利用できる地域体育館が点在しております。私は、地域体育館がスポーツの場と参加機会を提供するだけでなく、スポーツと運動による、出会いや交流の場として、多様なスポーツニーズに対応できる様、広さや機能など充実を図る必要があると考えております。


今後、区のスポーツ施策は、間違いなく拡大され、スポーツ施設の増設は切り離せない課題であると考えますので、地域体育館の整備に関する区のご所見をお示し下さい。


区は、此の間、老朽化した地域体育館の改修と改築を計画的に進めて来られたと、私は、評価を致しておりますが、スポーツ基盤の整備拡充と言う観点から、将来的には、一定の観客席を有する総合体育館の建設も大きな課題と考えております。この事は、私が、先に質問を致しました、総合型クラブの拠点づくりと言う観点からも、検討すべき事と考えますので、これら課題についても、遅れる事なく、時期を見計らい。

十分に検討されます様、要望をさせて頂きます。



最後に、2020年に向けた区民懇談会について、質問を致します。


この度の、リオ・オリンピック大会の若きメダリスト達やメダル獲得を目標に戦うアスリート達を観ていて、私は、彼らが、限られたスポーツ環境にいる様に思えてなりませんでした。オリンピック、世界を目指す為に幼少期から、その道をひた走る環境にある子供たちが増え、その様な環境に在った若き日本のアスリートたちがリオ・オリンピック大会で多くのメダルを獲得、花開いた様に思います。連覇を果たした選手達もジュニア育成から今日を迎えていると考えます。

日本にも、世界のトップアスリートを育てるスポーツ環境が整い、スポーツ科学に裏打ちされた情報が普及し、スポーツビジネスも拡大され、科学の力が選手を育て、結果、記録が伸びています。

日本人の身体能力では、メダルは無理とされていた競技でも結果を出す様になり、オリンピックやワールドカップを目指す選手たちが、今後、益々、先鋭化され、私が、今まで、想像してきたオリンピック選手とは、もう、次元が異なる様に見えてきました。

2020年・東京大会までの間に、オリンピック・パラリンピック選手たちは、更なる進化を遂げて行くのだろうと想像を致す処です。


さて、杉並区・区民のスポーツ・運動に在っては、先ず、環境づくりであり、本日の質問を通して縷々述べさせて頂きました様に、

特に、私は、杉並区の公教育の下にある、子供たちに、心置きなく、部活やスポーツに励んでもらえる環境作りに努めて参りたいと心しております。子供たちには、自分がオリンピック選手ならパラリンピック選手なら、こんなプレーをする、その想像力を部活の練習を通して高めてもらい、誰でも、心は、オリンピック・パラリンピック選手で在って欲しいと願っております。


さて、最後に、2020年・東京大会に向けた杉並区の取り組みについて質問を致します。8月1日付の区報に、2020年に向けた区民懇談会の施策に関する記事が掲載されました。私は、区民活動的な形で2020年・東京大会を迎える事が大切であると考え、区民懇談会の設置を区議会で強く望んで参りましたので、本当に嬉しく、田中区長を始め所管各課、皆様に感謝を申し上げる次第です。

又、この区民懇談会に参加する区民公募も行われました。


いよいよ、9月から、スタートすると聞き及んでおりますが、区が設置した区民懇談会の取り組み状況はどの様になっておりますでしょうかお示し下さい。


2020年・東京大会において、杉並区は、オリンピック・パラリンピックの競技自体に関わる取り組みに囚われる事なく、広く区の活性化を求める中で、外来者への対応など、4年後との思いを捨て、一日でも早い段階から、多くの区民が参加し、知恵を出し合い、協力し合い、誰もが、オリンピックを楽しみに、その取り組みに関わる事が出来た、或いは、協力をする事が出来たと感じながら、2020年を迎えるべきと考えます。そして2020年・東京オリンピック・パラリンピック競技大会以降においても、こうした文化が引き継がれていく事が大切であると考えております。その為、区民懇談会に期待する処は、大変、大きなものがあります。


多くの区民が2020年・東京大会に関わって行く為に、どの様に区民懇談会を展開していくのか、区の意気込みをお示し頂き、質問を終わります。



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