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2016年11月18日

平成28年11月17日 第4回 定例区議会 一般質問

 

杉並区議会・自由民主党

                                      大熊 昌巳

 

 杉並区議会・自由民主党 大熊昌巳 です。通告に従い、以下、4点、

1、 狭あい道路重点整備路線について。

2、 2020年に向けた区内バリアフリー対策とユニバーサルデザインについて。

3、 2020年に向けた区内ミニ庭園、区内ポケットパーク、緑の普及について。

4、 2020年に向けたスポーツを通したストリートパフォーマンスについて一般質問を致します。

 

はじめに、狭あい道路重点整備路線について、質問を致します。

質問に入ります前に、この10月28日に、神奈川県横浜市で高齢者が運転する軽トラックが追突による衝突事故を起こし、その反動で軽トラックが通学路を登校する小学生の列に突っ込んで仕舞う痛ましい事故が起き、小学校一年生の男子一名が死亡致しました。

何とも言い様のない悲しい事故に、ご冥福をお祈り申し上げる次第です。

その後、連鎖する様に11月2日にも集団登校途中の小学生の列にトラックが突っ込み、3人の児童が重軽傷を負っております。

10月28日に発生した横浜市の事故現場は、一方通行で地元自治体がカラー舗装をした歩行者レーンを設けている道路と報じられました。

万全の対策をと願う整備も何とも致し方ない結果となって仕舞いました。此の度の事故の背景には、高齢者の自動車運転が起因する処が少なからずある様ですが、事故から半月が過ぎ、この度の様な事故を心配する地域の方々から、私の所にも声が届いております。この度の事故に限らず、痛ましい事故が繰り返され、その都度、社会に在っては、対策を講じて参りましたが、図らずも事故は繰り返され悲しく辛い、耐え難い、日々を過さなくてはならない家族がまた増えてしまいました。

この度、横浜市で起きた様な、痛ましい事故が、杉並・区内の生活道路で繰り返される事のない様に、区は、今後、狭あい道路を含む区内の生活道路において、更なる交通安全対策をどの様に講じて参るのかご所見をお示し下さい。

 

さて、久我山3丁目1番と20番に挟まれた箇所から、3丁目5番にかけ人見街道に接道するまでの狭あい道路が、この度、狭あい道路の重点整備路線候補になりました。狭あい道路の拡幅に関する声を議会に届けてきた私と致しましては、区民生活の安心安全につながり、地域生活の利便性を高める整備である事から歓迎を致す処です。

 

候補になりました道路とその一帯は、昭和、大正、明治、更に遡る時代より畑として活用され、地域の暮らしが続いて来た所でもあります。

この道路の南側には、玉川上水が流れ、この上水が設けられる時には、久我山の農民たちが駆り出され、おそらく、村人足の形であったと思いますが、その、働きが認められ、現在のどの地点か場所を特定できませんが、幕府より土地を頂き、耕してきた経緯もあると聞き及んでおります。戦後の農地解放後も、この一帯は、区画整備が進まず、今日を迎えております。この度、候補となった区道も、あぜ道から農道そして時代の変化と共に今日の生活道路に変貌して参ったと理解を致す処です。

その様な経緯から、この区道が農地と接している箇所もあります。

この区道に面する家々が建て直された際にセットバックが行われた箇所と、セットバックを承知したうえで塀を残した箇所もあります。

セットバックが行われていても、花壇など支障物件に阻まれた箇所もあり4mの幅員が一律に確保出来ていない区道です。

今、申し述べた区道が重点・整備路線の候補となった経緯についてお示し下さい。

 

久我山では、放射第5号線の開通が来年に近づく中、放射第5号線から地域の生活道路への一般車両の流入が、ここ数年来、懸念されて参りました。特に、進入規制時間帯に許可証を持たない車両の進入が多くあり私は、その状況を平成26年・決算特別委員会の場に届けた経緯があります。交通管理者である所轄警察暑との連携を区に求め、通行時間帯規制の延長を求めましたが、区は、所轄警察署と協議を行った処、通行時間帯規制延長の要望が、地元の商店街や地域区民からなど、地域ぐるみになっていく事が重要との答弁を頂きました。

この度、区が久我山3丁目内に指定を考えている狭あい道路の重点整備路線は、通行時間帯規制が行われている生活道路ですが、規制時間帯であっても接道する人見街道から進入した車両が高井戸方面への抜け道として利用し、一日を通して通過車両が多い道路です。

区もその状況は、ご承知の事と思います。通行時間帯規制が行われているのはその抑制策であると理解を致す処ですが、改善が進まない状況です。その様な中、先日、重点整備路線に関する区の説明会が行われ、そのエリアに住まわれる方から、当該区道の拡幅が進められることは結構な事だが、車両の往来がし易くなる利点が生じ、抜け道として利用する車両の一助となって仕舞うのではないかとの、質問がありました。

実は、私も、同様の心配を致しており、以前より地域の方々が危険な抜け道と懸念されていた不安を更に大きくしない様に対策を講じて行かなくてはならない処です。

狭あい道路重点整備路線としての整備を歓迎する一方で、現状より厳しい抜け道対策が必要になると考えます。

先ほど、放射第5号線開通後の地域への進入車両の問題を取り挙げましたが、この路線は岩崎橋から久我山駅に抜ける通称・岩通通りと交差を致しておりますので、この地域一帯の通行規制を再度充分に検討する必要があると考えます。私は、人見街道から進入する車両が基本的に、久我山2丁目を通過して高井戸方面に抜けられない誘導策と、放射第5号線からの侵入車両も同様に高井戸方面に抜けられない誘導策が必要と考えますので、区のご所見をお示し下さい。

 

重点整備路線の候補となった区道は、放射第5号線と人見街道のほぼ中央に東西の方向にあります。この区道と放射第5号線、人見街道をそれぞれ南北につなぐ区道と私道が数本あり、この南北に抜ける区道や私道も幅員は狭い状況にあります。区もその点は把握をされておられる事と思います。

私は、この区道が重点整備路線となった際の整備に当たって、南北の道路との接道部分の隅切りの改善が大変重要であると考えております。

セットバック部分と隅切り部分は等しく重要な整備と理解を致します。

この区道内には交差点は無く丁字路だけですが、それら箇所の隅切りの対応を確りと進めて頂きたいと考えますので区のご所見をお示し下さい。

 

狭あい道路の整備に関してもう一点お尋ねを致します。

この度、重点整備路線の候補となった区道は、自動車の往来と共に、地域区民の生活道路として歩行者が多く、また、国学院大学・久我山中学・高等学校の通学路であり、久我山駅を利用する世田谷区、三鷹市の区民や市民が通勤通学の為に自転車で通過する道路でもあります。

私は、自動車免許取得以来、この道路を40年以上に渡り利用して参りました。日々、往来する中、狭あい道路拡幅の整備と、共に、もう一点、重要な整備として、電柱の建つ位置の改善が必要と考えております。

セットバックが行われた後、L字溝の位置が確定した箇所は、その土地のL字溝設置際まで、一杯に、電柱をさげ、拡幅の一助とする対策が必要と考えます。

拡幅が行われた道路で電柱の位置がそのままの状態になっている箇所が結構見受けられます。たとえ、数センチであってもセットバックを行う必要があると考えますので区のご所見をお示し下さい。

 

 

次に、2020年に向けた区内バリアフリー対策とユニバーサルデザインについて質問を致します。

この8月5日に、オリンピック・リオ大会が開会し、9月18日にパラリンピック・リオ大会が閉会しました。いよいよ、2020年・東京大会に向け期待感が高まって参る処です。しかし、その一方で、東京大会に必要な巨額な大会運営費の拠出、新たな競技会場の整備など、準備がスムーズに進まず、足踏み状態にあります。国や都、大会組織委員会は、何をしているかとの思いを持たれている、国民、都民、区民の方々が沢山おられるのではと思います。

2020年・東京大会に向け、開催都市・東京都の基礎自治体・杉並区は、何を行うのか、何が出来るのか、区は、独自に区民懇談会を設置し、区民の意見を聞く取り組みを始めました。先ずは、区民懇談会の活動状況と今後の取り組みをお示し下さい。又、当区の区民懇談会の様な活動は、他区においても進められておりますでしょうか、その状況をお示し下さい。

 

オリンピック・パラリンピックイヤー2020年を前に、区は、財政、福祉、医療、教育、地域振興、まちづくり、スポーツ等、様々な分野において、区民生活の更なる向上を図る為、実行計画の見直しを進めている処です。その様な中、バリアフリー対策は、大変重要であると考えます。身体障害者対策、車いす対策、盲人対策、難聴者対策などと共に、高齢者対策、一般のバギーなども含めた、ユニバーサルデザインの基本である、優しいまちづくりを意識して、整備を進めて行かなくてはならないと考えます。2020年には、杉並区にも海外の様々な国から、様々な生活習慣を持たれた方々が訪れる事と思います。特に、ユニバーサルデザインの取り組は、日本より欧米諸国の方が進んでいます。区民も来訪者も、誰でもが移動しやすい、歩きやすい、優しいまちづくりが必要と考えます。

2020年までの間に、ユニバーサルデザインを意識したまちづくりの中で、バリアフリー対策が区内全域に進められる事が望ましいと考える処ですが、正直、区内全域の整備となると日時が足りなく難しく思えます。

私は、区内でも人の動線、移動が多い中央沿線の駅周辺に、杉並区による、区内特別区の様なモデル地区を設け、2020年に向け、優しい思いやりの心を生かしたユニバーサルデザインを基礎に、杉並区のバリアフリー対策を世界からの来訪者に示す事が大切と考えます。

そして、2020年のレガシーとして区内にユニバーサルデザインの心が反映されたバリアフリー対策が広がる様にすべきと考えます。

今、申し述べた様な対策こそが基礎自治体・杉並区にとって、区民の心を豊かにし、区、来訪者の方々にも理解され、2020年・東京大会を迎えるに相応しい施策と、私は、考えますので、区のご所見をお示し下さい。

 

 

次に、2020年に向けた区内ミニ庭園、区内ポケットパーク、緑の普及について質問を致します。

2020年・東京大会に向け、国民的な支持を得てきた 「おもてなし」 との気持ちが薄らいでいる様に思えてなりません。

いよいよ、オリンピック・パラリンピック次期開催国、次期開催都市・東京の基礎自治体・杉並区として、東京大会へのカウントダウンが始まった時期に、先に、申し述べましたが、大会運営費や競技場整備に関わる賛否の声が様々挙がり、その状況は、足踏み状態にあります。

スポーツの持つ力が、社会に変化をもたらす時代にあって、私は、この足踏み状態に危機感を持っております。一言、申し述べるのであれば、

2020年・東京大会に向け、各組織がバラバラの状態にある様に思えてなりません。組織の一元化が必要であると考えております。

2020年に、開催都市・東京を訪れる海外からの来訪者が杉並区を訪れる機会は、かなり高いと、私は、考えております。現在も、アニメミュージアムに海外からの来訪者が増えている状況にあります。決して楽観視は致しませんが、2020年・東京大会の開催時期を考えますと、阿佐谷の七夕まつり、高円寺の阿波踊り、そこに、私が、暮らす、久我山のホタルまつりを加える事が出来ればと夢を膨らませ、杉並区内で開催されるイベントを2020年・東京大会に結び付け、訪日客の方々に足を運んで頂く事を検討しては、如何かと、考えます。その様な処に、杉並区ならではの 「おもてなし」 の心が生かされて参る様に思えます。

そこで、もう一点、私は、「おもてなし」の心を込め、日本の庭園づくりの粋を集約させたミニ庭園、ポケットパークを区主要施設や区主要駅に配置する事を望みます。先ほど、申し述べた、アニメミュージアムが入る杉並会館は、日本庭園を配しておりますが、会館の入り口やエントランスホールにミニ庭園を配し、区民からボランティアを募り、お抹茶を振舞うなどの 「おもてなし」 が出来ればと思います。又、駅前広場や駅通路には、区民にとって心和む、落ち着いた緑が日々の忙しさを和らげ、海外からの来訪者には、日本の調和と落ち着きを示す場を提供する事が出来ると考えます。他に、もっと有益なアイデアやプランもあるかも知れませんが、基礎自治体として確実に出来る事に心を込めてこそが「おもてなし」の極意の様に思えます。

私は、その様な思いを大切に致して参りたく、本日の質問に取り上げさせて頂きました。区のご所見をお示し下さい。

 

 

次に、2020年に向けたスポーツを通したストリートパフォーマンスについて、質問を致します。

私は、区議会においてスポーツに関する質問を様々続けて参りました。

私自身が競技スポーツの世界に身を置き、その経験から多くの人生観を得て参りましたので、2020年・東京大会には、一方ならぬ思いを寄せており、この年齢になりましても、スポーツを通して夢を追い続けている処があります。さて、2020年・東京大会・開催中に、杉並区がオリンピック・パラリンピックの競技自体に関わる取り組みは、極限られたものになると思います。事前の練習会場の提供と、そこを利用する外国チームと区民との交流であると思いますが、本日の質問に取り上げた様な取り組みが主になって参ると考えます。しかし、杉並区体育協会に所属する団体の中には、独自に企画を立案し、2020年・東京大会に向けた、活動を進めるべく努力をしている団体もあります。

オリンピック競技の紹介や大会の啓発を推進する為、杉並区陸上競技協会は独自に区民参加型のストリートパフォーマンスに取り組む予定との事です。今後、杉並区陸上競技協会に限らず、この様な取り組みを希望する団体が増えて参ると、私は、考えております。区は、この様な取り組みに、どの様な対応をして参るのか、ご所見をお示し下さい。

 

本日、私は、2020年・東京大会に向けた区の対応について、縷々質問を致しました。この、11月5日、6日の両日に行われた「すぎなみフェスタ・2016」は大盛況のうちに終わりました。フェスタでは、既存の総合型スポーツクラブ、スポーツ推進委員のブースも設けられ、杉並区のスポーツ文化の高まりを感じる事が出来ました。

又、会場では、ビーチバレーのデモンストレーションも行われ、2020年・東京大会に向けたスポーツ競技の啓発も行われました。

本年、2016年は、余す処2ヶ月、2020年までの正味3ヶ年の間に、杉並区は、独自に取り組みを進める区民懇談会を通して、区、持ち前の文化と区民スポーツの充実と向上を図り、それらの情報発信を着実に進め、夢のある2020年対策を進めて頂きたいと願う処です。

国、都、大会組織委員会等が2020年・東京大会に向け足踏み状態にありますが、開催都市・東京の基礎自治体・杉並区が持ち前の杉並らしさを最大限発揮する取り組みが大切であると、私は、考えております。区民の方々もそう望んでおられると思います。最後に、区の心意気をお示し頂き、質問を終わります。


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