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2017年5月23日

平成29年 第2回 定例区議会一般質問

 

特養整備と保育園整備について

 

 杉並区議会・自由民主党、大熊昌巳です。

通告に従い、特養整備と保育園整備について、一般質問を行わせて頂きます。

杉並区議会におきましては、先日、臨時区議会が開催され、富本・議長、北・副議長が誕生し、本日、区議会は、新たなスタートが切られました。

各議員におかれましても、常任委員会、特別委員会等の所属が変わられ、心を新たに議会活動に邁進される事と存じます。

そして、区におかれましても、田中区長のリーダーシップの下、基礎自治体・杉並区の円滑な運営の下に区民生活の更なる向上が図られる様、期待を致す処です

 

質問に入ります前に、少し、世界の情勢に目を向けさせて頂きたいと存じます。

アメリカ・トランプ政権は、政権始動以来、相変わらず世界の動向を揺るがしており、その真意が読めない状況にあります。

イギリスでは、メイ首相が総選挙を前倒しし、この6月に国民の真を問い、EU離脱交渉の足固めを進め様としております。

フランスでは、大統領選挙を制したマクロン新大統領がイギリスとは逆に、EUに留まり自国フランスの新たなる国づくりを進め様としております。

 

私たちが身を置くアジア圏においては、緊迫する北朝鮮のミサイル発射問題が続く中、隣国の韓国では、親北派のムン・ジェイン大統領が誕生しました。ムン大統領が求める南北融和策が実現するのか、大丈夫なのかと、心配を致す処です。

北朝鮮に影響力を持つ大国中国、その中国と国境を有するロシア、この二つの大国の動向が気に掛かります。

 

我が国の同盟国、そして、大変、関わりの深い国々が世界を揺るがす大きな、うねりの中にあります。日本は、これらの国々とタフな交渉を進める中で、我が国の立ち位置を確りと世界に示して参らねばならないと考える処です。

外交は、国家の尊厳を掛け交渉する訳ですから強靭な体力と粘り強さが必要と痛感する日々です。

この地球上の全ての人が、124時間、同じ時の流れを共有する中にあり、誰もが平和を求め、日々の生活を心豊かに過ごしたい、そう願っているものと、私は、考えておりますが、一触即発の緊張が続く国境では、偶発的にも、意図的にも、いつ衝突が起きてもおかしくない状況が続いています。

 

そして、国内の情勢に目を向けると、激動の諸外国との外交問題と共に、本日の質問に取り上げました、福祉の分野において、日本は、世界に例を見ない、少子・高齢社会が急速に進んでいます。保育問題、高齢者福祉、働き方改革の問題など、山積する課題に対し、国政や都政はスローペースであり、私たちに最も身近な基礎自治体にしわ寄せが生じており、これらへの取り組み方に、何か、もどかしさを感じる処です。

その様な思いの中で、特養整備と保育園整備について、本日は、私の切なる思いをお届け致し、区のお考えをお示し頂ければと存じます。

 

さて、先日、私は、この度の一般質問の事を様々思い、南伊豆町に向け車を走らせました。

5月の伊豆の山々は緑を満々と湛え、走る車の窓を開ければ、緑の風とその匂いが車中を抜けて行きました。5月の弓ヶ浜海岸は、人影は、まばらで、砂は白く、穏やかな波が寄せておりました。道の駅には、多くの人が買い物に来ており、場内の掲示板には、地域のイベントや人材の募集等が多数張り出され、町民の情報交換の場の役割を果している様に見えました。

日曜日でしたが、町役場にも寄ってみました。以前、視察に訪れた時には、気が付きませんでしたが、役場には、塀がなく、駐車場は、出入りが自由で、開放的です。

災害対応と思えますが、大型の防災倉庫が誰にでも分かる位置にあり、町の安心安全を確りと感じ取る事が出来ました。

 

特養の建設現場は、日曜日で仕事は休みでしたが、一階の基礎工事から二階へと工事が進んでいる様に見えました。工事現場の背後には、むせ返る様な緑の山が連なり、議会で、雨による裏山の崩壊が懸念されておりましたが、従前、中央公民館や幼稚園が整備されていた場所であり、長年にわたり土砂災害による事故もなく運営されて来たとの事であり、この度の整備においても、建物の位置からして心配は無いとの理解を致して参りました。

特養の建設現場の隣に町営の図書館があり、この図書館は、一見、大きな一戸建ての住宅と見間違える様な建物で個性的です。

車での来館者が多く見受けられ、利用者が多い事を物語っておりました。

 

29年・予算特別委員会において、私は、南伊豆町の特養への距離について質問を致しました実質的な距離を短くする事は、物理的に出来るものではありませんが、その、距離感の在り方を問いました。

そして、南伊豆町の特養の整備と共に、超高齢社会が、今後、増々、進む中で、独居高齢者の方、家族と共に暮らされてこられた高齢者の方が、特養に入所を望まれる時に、生まれ故郷や静かな場所で晩年をとの思いを実現させる施策が必要と予算委員会に声を届けました。国や都道府県は、基礎自治体同士の新たな連携を支援しており、超高齢社会に向けた、社会的・変化の中で、自治体間の連携が、現実的なものとなり、南伊豆町での特養整備が進められています。杉並区と南伊豆町で進められている、自治体間の高齢者施設の整備が、杉並区と南伊豆町の間で進められてきた既存の事業と共に、今後、更に、拡大される事を望みます。

 

今、社会は、多様な生き方、多様な考え方が示され、広く社会が、その多様性を理解し認める社会であります。それらの観点から、高齢者の施策や介護施設の在り方についても多様性が示されて良いと考えます。

 

先日、出向いた南伊豆町の様子を述べさせて頂きました。梅本前町長が以前、南伊豆・健康・学園、との、事業を介して両自治体のつながりは、相互理解の下、長く、学園で過ごした子供たちが、この地に戻ってくれたら嬉しく、名誉町民の様な形も考えたいと話されていた事を思い出しました。この町で育った親戚を迎える様な思いとも話されておられました。

南伊豆町を訪れ、町の様子を伺う中で、特養整備に限らず、お試し移住も含め、両自治体は、いくつもの施策で結ばれてきた信頼関係がありますので、両自治体にとって共通の課題である距離の改善に向けた取り組みを、今後、確りと進める必要があると考えさせて頂きました。

 

先だって、あるビジネス誌に、南伊豆町の特養が杉並区の姥捨て山、との、記事が掲載されておりました。南伊豆町との特養整備の取り組みを肯定的に捉えてきた私には、他区の区議からの批判に、実に残念な思いを致しました。この取り組みへの反論と言うより、揚げ足取りの様な批判であり、負の想像で在ったように思います。

一歩、前に進もうとする想像、広く社会を開く想像、前向きな想像力が田中区長の推進力と、私は、理解を致してまいりました。

 

現在、田中区長は、社会的に整備が困難とされる特養、保育園、二つの整備拡大の先頭に立っておられます。賛否両論、様々な意見が区民から寄せられていますが、基礎・自治体の長として、田中区長は、高く厚い壁の前に、怯む事なく敢然と立ち向い、リーダーシップを発揮されました。中々出来る事ではありません。

28年度においては、田中区長だけではなく、副区長、そして区・職員の皆さんが、それぞれの立場で、皆さんが踏ん張って下さったと、私は、思っております。

基礎自治体の施策が進められる中で、フォア・ザ・チームの精神が発揮された様に、私は、思います。キャプテン、バイスキャプテンの統率力、チーム・メンバーの結束力の下に、限りなくゼロに近い待機児対策が行われたと、私は、理解を致しております。

28年度・予算に賛成した一区議会議員として、基礎自治体・杉並区に、エールを送りたく存じます。

 

私は、元より浅学菲才、単純明快、故に、今、私が、お送りしたエールも、有能な議員の皆様方からすれば、一笑に付される事であろうかと思いますが、私は、真剣です。

28年度は、保育や介護の施設整備の区民要望を目に見える形で示した1年であり、田中区長を先頭に、区職員・皆さんが、身を粉にして、一丸となって進めた保育園整備と特養整備を、私は、高く評価を致したく存じております。 

                                      

今、社会は、少子・高齢化が進み、稼働・年齢層の減少、持続可能な社会づくりと財政の基盤づくり、核・家族化が進み、共働きの家庭が増え、社会の在り方が変化せざるをえない、時を、迎えております。そして、私たちの地域社会においても、大きく変化の時を迎えております。先にも示しましたが、国が進める、働き方改革も、その対策であると考えます。正に、田中区長が示された、「先取りの視点」を重視し怯む事なく施策を進めなければならない時です。

 

今日まで、地域で大切にされて来た、地域の形を、社会の変化と、共に、地域が、どうしても、形を変えなくてはならない、時を迎えていると、私は、考えております。社会の変化に対応する為に、新たに、必要とされるものを、築かなくては、ならない時が、この国に、この社会に、私達の地域にも訪れていると、私は、理解を致しております。

多様な生き方、多様な考え方が、広く社会に理解される社会や地域が、今、あります。

地域に連綿と築かれてきたはずである、そこはかとない安心感の中に、育まれたはずである、地域のつながりの中で、地域の問題を分かち合う思いがあるはずで在るとの期待。しかし、その様な、浪花節的な考え方は、もう古く、地域の多様な生き方、多様な考え方に吹き飛ばされて仕舞う様な、新しい地域の在り方が示されていると、感じるこの間です。

 

私は、皆様、見ての通り、大柄、と、言うのか、太めの身体をしています。

こんな、風貌で、体育会育ちではありますが、お人好しの初老のおっさんです。ここに立つ、この、私は、この間、心底、心を痛めて参りました。この間との説明は、議場におられる皆様に、改めて、説明を致さずとも、ご承知の事と存じます。

私は、私自身が生まれ育ち暮らし続けてきた、久我山と言う地域の人間学と地域の政治学の中から地域の保守を背負い、地域の皆様のご信任の下に、地域の代弁者として、今、ここに立つ事が出来、地域の声を杉並区議会に届けているとの自負があります。地域の皆様に頂いたご信任は、私個人のものではなく、地域のものであると考えています。久我山を生業の地として、生きてきた、大熊の代々の血と共に、私の両親や私の家族皆で地域に築いた信用でもあります。私自身の事であれば、私の不徳と済ます事が出来ますが、私は、この間、地域の皆様から頂いたご信任に対して、決して、反しては、いない、と、思う自分と地域の在りよう、との、間にある、自分自身に心を痛めて参りました。

私は、今、この場を、私の弁明の場とは、微塵も考えておりません。

私の、この間の、切なる思いを述べさせて頂きました。

私の様な、あり方の区議を必要と、して、下さる方々もおられます。

今後も、誠実にその思いを履行して参る所存です。

 

さて、社会や地域が必要とする介護や保育の整備に追い付かない状況は、社会的に、誰もが認めるものであると考えております。

先にも、申し述べましたが、国や都道府県が社会の要望に応えられず、国民生活の最前線にある基礎自治体が、その矢面に立ち、懸命の努力を致して参ったと思います。この様な時に、基礎自治体の首長の在り方が問われ、リーダーシップが求められ、この間の、保育施設・整備の施策に示されてきたと、私は、考えております。

誰もが、手を付けたくない処に、あえて、田中区長は、踏み込み、整備に当たられました。決して、生半可な気持ちでは出来ない事です。

以前、田中区長とお話をさせて頂いた時、田中区長は、力まず、格好をつけるでもなく、「困った人がいたら、助けるのが政治だよ」と、話されました。正に、この度の一連の施設整備は、区民の声に、田中区長が勇気を持って立ち向かわれました。敬意を表する次第です。

 

本日、私は、区の保育と介護の施設整備を通して、私自身と地域の在りようを述べました。私自身の力量の無さもあり、地域の変化に戸惑う自分を述べましたが、田中区長の怯まぬ言動に共感致し、私は、今日を迎えております。

縷々、私の、拙い、思いを述べさせて頂きました。

私は、一生懸命、精一杯、真剣、この様な表現しか出来ませんが、私自身が身体で覚えてきた生き様でもあります。

私の思いを、ご理解頂けますでしょうか。

以下、幾つかの質問を致します、ご答弁を頂ければと存じます。

先ず、南伊豆町の特養整備に、ついて、ですが、この取り組みは、田中区長が構想を打ち上げて以来、多くの困難な局面を打開され、いよいよ、今年度、開設の予定です。

南伊豆町の特養を杉並区の姥捨て山との記事がありましたが、その様な指摘に対して、南伊豆町と共に歩んできた有効自治体・杉並区の区議会に参画する一区議として、私は、一連の批判は如何なものかと、怒りを禁じ得ません。その様な中、南伊豆特養への入所を検討されている高齢者ご本人、や、ご家族の皆様がミスリードされる様な事態は、なんとしても避けなければなりません。

そこで質問を致します。南伊豆、特養、開設 に向けた、今後の予定と、物理的な距離間を埋めるための方策について、そして、私が、申し述べた、その距離感への思いについても、区のご所見をお示しください。

 

次に、施設整備補助について質問致します。

以前、他の議員の質問に対する理事者の答弁に、区と静岡県が施設整備補助を行い、南伊豆町は、用地を無償で提供するとの答弁が、示されたと記憶致しております。又、都への財政援助の要請なども引き続き実

施して行くとの答弁で、あったと、記憶致しておりますが、その後、都から、何らかの支援策があったのかお示し下さい。

 

私は、3年前、保健福祉委員会の委員長として現地を視察し、改めて、今回、南伊豆町を訪れ、自然の豊かさを再・認識致しました。

南伊豆町の特養に入所出来る事は、高齢者の居住の選択の幅を広げるものであり、入所されるご本人の意思が最大限尊重され、入所して本当に良かった、との、評価を頂ける様、開設までの約・半年間、運営法人である梓友会(しゆうかい)や、町、静岡県と連携して確りと準備を進めて頂く様、切に、要望致します。

 

最後に、保育施策について質問を致します。

区は、保育需要の高まりから、昨年4月の時点で、294月の待機児童が560名になると予測し、すぎなみ 保育 緊急 事態 宣言 を出し、5月には、待機 児童 解消 緊急 対策 を策定し、全力で取り組んでこられました。区有 施設 の転用という苦渋の策を示され、短時間で着実に認可・保育所19園 を含む40施設 の整備を行った結果、待機・児童数 は、これまでの国基準で5名、区の定義ですと29名 と減少致しました。待機・児童 と、なられた方々は、入所する園が無いとの事では無く、区との最終的な調整が、どうしてもつかず、やむなく、待機をされた方々と、私は、理解を致しておりますので、受け入れ側となる区は、今後、今まで以上に、様々な入所希望に合わせる事が出来る、待機児対策が必要と考える処です。先程も、申し述べました様に、限りなくゼロに近いゼロから、真のゼロへと、期待を致したいと存じます。 

 

この間の結果は、区民福祉の向上に向け、自らが先頭に立って、緊急対策を力強く進めてこられた田中区長のリーダーシップの賜物であると存じます。この杉並区に関わらず、広く、社会に必要とされる要望に対して、真っ向勝負を挑まれた、田中区長には、オピニオンリーダーとしての役割を、今後、社会的に広く果たして頂きたいと、強く、願う処です。

 

さて、私は、先程も、申し述べさせて頂きました通り、私の原点は、久我山であり、私のふるさとです。今回の緊急対策が、進められる中で、地域の方々には、様々な思いがあり、この間、地域も、田中区長を始め区職員の方々、差し出がましいのですが、私も、心を痛めて参りました。

私は、杉並区の議会に参画する一員であり、与党、第一会派の一員として、この間、保育施策の事業を肯定的に捉えて参りました。

私は、久我山に生まれ育ち暮らし続けてきた久我山の人間です。

何があろうとも、何と言われ様とも、私は、久我山が心配です。

私は、地域の皆様に、心和む日々が早く訪れる事を望んでおります。 

私から、この間の、久我山の保育施策に関する、最初で最後の質問です。

区は、 待機児童解消緊急対策に、ついて、どの様に評価されておられるのか、そして、緊急対策で残された課題について久我山の事も含めまして、今後、どの様に取り組を進められるのか、ご所見をお示し頂きたく存じます。


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